研究概要

流動,伝熱,物質移動といった移動現象は,各種化学工学プロセスの基礎であるばかりでなく,環境保全やエネルギーの高度利用において重要であり,これらの移動現象の制御が必須されています.そこで,本研究グループではこれらの移動現象を回転,磁場,電場などの外力場を使って制御する方法の構築を目指します.同時に,流体-流体界面で発生するマランゴニ対流や固体-流体界面上の応力緩和などの観点から異相接触界面で発生する現象の解明にも挑戦いたします.特に材料作製プロセスにおける移動現象・界面現象の制御により,従来法をブレイクスルーし,新しい材料作製プロセスの構築を行います.