M2石井響くん、鬼塚淳くん、インド工科大学、ワイツマン研究所および農工大からなる国際共同研究チームの論文が出版

伴講師、M2石井響くんおよび鬼塚淳くん(当時)と、インド工科大学Mishra教授、ワイツマン研究所Atanu博士、東京農工大学長津教授、鈴木助教からなる国際共同研究チームは、エントロピー生成速度最大原理を用いて、Saffman-Taylor不安定性の予測に成功

安定な拡散界面、Viscous Fingering、Tip Splittingからなる流動状態を、熱力学流束を用いて熱力学的な相として規定し、遷移点をエントロピー生成曲線の交点から求めた

物質移動と運動量移動が連成する輸送現象では、流束が他の非可逆過程と複合化し、より高いエントロピーを生み出すことによって、系の非平衡状態を遷移させることが分かった

https://pubs.rsc.org/en/content/articlehtml/2024/cp/d3cp03402j