アニサキスのがん治療への利用可能性についての研究成果に関してテレビ朝日系ニュース・Yahooニュースで紹介されました
Wildanさんが取り組んだアニサキス・線虫の表面機能化に関する研究成果がニュースで紹介されました。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000258908.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/34752523c6db82b7a5e900a417ed8873f3df25c5
表面を機能性の分子を含むゲル薄膜(厚さ0.01 mm)でコートすることで、紫外線や活性酸素に対する耐性を上げたり、ガン細胞を殺す機能を与えたりできる方法の開発に関するもので、将来Living drug delivery systemとしての応用が期待されます。なお、アニサキスががんを見つけて移動する能力をもっている可能性については、線虫(C. elegans)をつかったがん検査技術(ヒロツバイオサイエンス 社)開発のきっかけになっているようです。(尿1滴でがん発見 特有のにおい 線虫が嗅ぎ分け 九州大など 検査が安価に)
Wildan Mubarok, Masaki Nakahata, Masaru Kojima, Shinji Sakai, Nematode surface functionalization with hydrogel sheaths tailored in situ, Materials Today Bio, in press.
蛍光を示すアルギン酸ゲル薄膜で覆われたアニサキスの動画