風間君の研究成果についての論文がCells誌にアクセプトされました
産総研との共同研究で開発し特許出願も行っている新しい細胞培養技術であるCell Dome(セルドーム)を使った肝がん細胞HepG2の3次元培養に関する、風間君の研究成果に関する論文が、Cells誌にアクセプトされました。
Ryotaro Kazama, Satoshi Fujita, Shinij Sakai; Cell Dome as an evaluation platform for organized HepG2 cells, Cells, in press.
セルドーム内でHepG2細胞を培養すると、中心部に薬剤耐性が向上する低酸素領域を有する半球状のスフェロイド様3次元組織を形成し、中心部をガラス面に接着させた半球状の組織体であることから、中心部の細胞の観察も容易であることを報告したものです。DDSや創薬分野への寄与が期待されます。