後藤くんの研究成果に関する論文がGels誌にアクセプトされました。

後藤くんが検討を行いその結果を執筆した論文が,Gels誌にアクセプトされました。

Ryota Goto, Masaki Nakahata, Shinji Sakai, Phenol-Grafted Alginate Sulfate Hydrogel as an Injectable FGF-2 Carrier, Gels, in press.

フェノール性水酸基と硫酸基を化学修飾した褐藻類由来の多糖であるアルギン酸は、血管新生・組織再生を誘導するサイトカインであるbFGFを生体内で徐放できるインジェクタブルゲル材料として有用であることを明らかにしました。インジェクタブルゲルとは、注射針や細管をつかって生体局所に溶液状態で注入すると、その場でゲルを形成するものです。