化学工学会 第48回秋季大会にて境教授らが提案した次世代再生医療に関するシンポジウムが開催されます。

化学工学会 第48回秋季大会 in 徳島

SY-75. [BE] 【バイオ部会シンポジウム】(3)次世代再生医療の実現に向けた化学工学の役割

オーガナイザー: 長森 英二(大阪大学)・境 慎司(大阪大学)・藤田 聡史(産業技術総合研究所)

複数細胞からなる複雑組織を用いる次世代型再生医療を今後実現に導くためには、従来型再生医療に求められる幹細胞大量増殖、分化誘導、保存、輸送などの技術に加え、複雑組織を設計、製造するための種々の新規手法を確立するとともに、それらを工業的なプロセスへと転換する方策が必要である。本シンポジウムでは、組織成立ちの理解から組織設計、組織製造に至る次世代型再生医療の一連の工程に化学工学やプロセスシステム工学的な考え方が如何に貢献するのか、課題やアイディア、体系化の方策を議論したい。