J Chem Eng Jpnに芦田君の研究成果が掲載されました

Clostridium thermocellum由来のcarbohydrate-binding module30 (CBM30)とGFPを融合した蛍光タンパク質GFP-CBM30は,西洋ワサビ由来ペルオキシダーゼの酵素反応を用いて作製したカルボキシメチルセルロース誘導体(CMC-Ph)ゲルビーズに、特異的に吸着し、血清含有培地中でも維持されることを報告しました。このCBM30融合タンパク質が、CMC-Phゲルの機能性を付与するためのツールとなる可能性を示しました

 本研究は三重大学との共同研究により行われました。

 

Tomoaki Ashida, Yoshihiro Ojima, Shinji Sakai, Makiko Sakka, Kazuo Sakka, Koei Kawakami and Masahito Taya, Designing of fusion protein with carbohydrate-binding module with affinity to enzymatically gellable carboxymethylcellulose derivative hydrogel, J Chem Eng Jpn, vol.11, p.835-840, 2014.