J Mater Sci に澤田君の研究成果が掲載されました.

塩化金酸とポリアクリロニトリル(PAN)の混合溶液を静電紡糸法によりナノファイバー化し,紫外線を照射することで金ナノ粒子を繊維上に形成することができます.本研究では,形成した金ナノ粒子を4-ニトロフェノールの還元反応に適用し,触媒として機能することを示しました.また紡糸溶液中の塩化金の濃度と紫外線照射時間を制御し,形成される粒子の粒子径と触媒活性への影響を明らかにしました.

Koichi Sawada, Shinji Sakai, and Masahito Taya: Polyacrylonitrile-based electrospun nanofibers carrying gold nanoparticles in situ formed by photochemical assembly, Journal of Materials Science, Vol.49, pp.4595-4600, 2014.