Communications Materials誌にセミクラスレートハイドレート生成過程の過冷却抑制技術に関する論文が掲載され、大阪大学HPにトピックスが掲載されました

Communications Materials誌に、セミクラスレートハイドレート生成過程の過冷却抑制技術に関する論文が掲載されました。

過冷却抑制効果により蓄熱時の省エネ効果が期待でき、色々な温度で相変化するセミクラスレートハイドレート潜熱蓄熱材の実用化が加速されることが期待されます。

タイトル:"The moment of initial crystallization captured on functionalized nanoparticles"

著者名:Hironobu Machida*, Takeshi Sugahara*, Izumi Hirasawa

    (*責任著者)

巻号頁:Communications Materials, vol. 2, Article No. 66 (2021).

DOI番号:10.1038/s43246-021-00171-w

https://www.nature.com/articles/s43246-021-00171-w

なお、 本研究は、未利用熱エネルギー革新的活用技術研究組合(TherMAT)が受託する国立研究開発法人新エネルギ-・産業技術総合開発機構(NEDO)未利用熱エネルギーの革新的活用技術研究開発(PL:小原 春彦(産業技術総合研究所 理事 エネルギー・環境領域 領域長))の蓄熱技術プロジェクト、ならびに日本学術振興会科学研究費助成事業 No. JP18K05032の一環として行われました。


大阪大学HPトピックスで紹介(6月22日):「過冷却を抑制するメカニズムを解明〜セミクラスレートハイドレート潜熱蓄熱材の実用化へ期待〜」https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2021/20210622_2