アクティブマターの分岐現象に関する論文がJournal of the Physical Society of Japan誌のSPECIAL TOPICSに掲載されました

Journal of the Physical Society of Japan (JPSJ)のSpecial Topics
 "Recent Progress in Active Matter"
に伴講師と小林優也(B4)と農工大の長津准教授と鈴木龍汰君の研究論文が掲載されました。

”Active Liquid Matter Driven by Nonequilibrium Interfacial Tension”

http://journals.jps.jp/toc/jpsj/2017/86/10

従来から知られている界面流動現象のMarangoni効果は物体の運動速度を抑制する
効果があるにもかかわらず、アクティブマターの駆動力として考えられてきました。
この矛盾を解消するには非平衡界面張力のダイナミクスがアクティブマターの対称性
の破れに大きく寄与する効果を考慮する必要があります。
それを実証した研究と既存の理論と比較し総括したレビュー論文です。