金准教授の過冷却水に関する研究成果がプレスリリースされました
過冷却水の粘性に関する金准教授の研究成果がプレスリリースされました。
分子動力学シミュレーションにより、過冷却水の水分子の動き(拡散性)とドロドロさ(粘度)の関係を詳細に解析しました。その結果、水分子間のランダムな水素結合ネットワークが過冷却とともに強固になっていくことが高い粘度をもたらす原因であることを明らかにしました。さらに水素結合が時間とともに切断する様子を観測し、流体力学的異常性であるStokes-Einstein則の破れと呼ばれる現象の原因を世界で初めて明らかにしました
(大阪大プレスリリース)
#新聞掲載等#
-- 科学新聞 2017/8/25:過冷却水がドロドロの高粘度になる原因を解明
-- 時事通信 2017/9/5:「凍らない水」どろどろに=分子結合の仕組み解明-阪大など
-- 日刊工業新聞 2017/9/6:「凍らない水」の粘度化、分子結合の仕組み解明−阪大など
-- マイナビニュース 2017/8/22:長年の謎であった、過冷却水がドロドロになるメカニズムを解明-阪大と名大
-- fabcross 2017/8/22:過冷却水はなぜドロドロに?——阪大など、スーパーコンピューターで解明
-- Viewpoint 2017/9/11:氷点下でも凍らない水「過冷却水」がどろどろに
-- 日本の研究.com プレスリリースアクセスランキングで第4位(20178/21-2017/8/27集計)
-- 日本経済新聞 2017/10/25:氷点下でも凍らない水 どろどろの仕組み解明 阪大・名大