【プレスリリース】高い硫黄耐性をもつ新触媒を開発-硫黄原子を含むカルボニル類のアミノ化反応を効率的に促進-
当研究室の成果が2024年3月12日(日本時間)に米国化学会誌「ACS Catalysis」誌に掲載され、その成果のプレスリリースを行いました。
Highly Active and Sulfur-tolerant Ruthenium Phosphide Catalyst for Efficient Reductive Amination of Carbonyl Compounds.
ACS Catal., 2024, 14, 4501–4509.
H. Ishikawa, S. Yamaguchi, T. Mizugaki, T. Mitsudome
【研究成果のポイント】
触媒毒となる硫黄に対して高い耐性を示すリン化ルテニウム触媒を開発。
硫黄含有カルボニル化合物のアミノ化を温和な反応条件で効率的に促進。
医薬品原薬・中間体として重要な硫黄含有アミンを省エネルギー・省資源で製造する新規触媒プロセスの開発に期待。
RESOUリンク:https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2024/20240313_2