准教授 水垣 共雄  Dr. Tomoo MIZUGAKI 

研究分野

 環境に調和した新しい反応を目指して超高活性触媒の開発を行っています。中でも、① 環境調和型の炭素資源有効利用法となる植物性バイオマス由来原料を有用化学品へ変換する高機能触媒の開発、② 新しい触媒材料としてナノサイズのデンドリマーを利用したナノからサブナノサイズの新規触媒の精密設計と有機合成への応用を行っています。触媒を通して、科学と環境・エネルギー問題へ貢献します。

担当講義科目: 触媒化学(学部)、有機化学B(学部)、化学工学PBL(学部)化学工学実験III(学部)、化工演習II(学部)、触媒設計論(大学院)

主な著書、論文など

1. T. Mizugaki, Y. Nagatsu, K. Togo, Z. Maeno, T. Mitsudome, K. Jitsukawa, K. Kaneda, Selective Hydrogenation of Levulinic Acid to 1,4-Pentanediol in Water Using a Hydroxyapatite-supported Pt-Mo Bimetallic Catalyst, Green Chem. 2015, 17, 5136-5139.

 Insideback cover にて紹介!

2. T. Mizugaki, R. Arundhathi, T. Mitsudome, K. Jitsukawa, K. Kaneda, Highly Efficient and Selective Transformations of Glycerol Using Reusable Heterogeneous Catalysts, ACS Sustainable Chemistry & Engineering, 2014, 2, 574-578. 

 Cover pictureにて紹介! ACS Editors’ Choice 2014年2月3日) に選出! ACSChemical & Engineering News (Web版 2014年2月14日) にて紹介!

3. M. Ooe, M. Murata, T. Mizugaki, K. Ebitani and K. Knaeda, “Supramolecular catalyst by encapsulating palladium complex within dendrimer,” J. Am. Chem. Soc. 2004, 126, 1604-1605.  

 Science誌のEditors’ Choice (2004, 303, 731) にて紹介!

4.   K. Kaneda and T. Mizugaki, "Dendritic nanocatalysts", In Dekker Encyclopedia of Nanoscience and Nanotechnology, 3rd ed. S. E. Lyshevski, ed. New York: CRC Press, 2014; vol II, 7, pp 1135-1150.

5.   金田清臣, 海老谷幸喜, 水垣共雄, “触媒設計” 第5版, 実験化学講座(展開編), 25巻 第1章5節.


学会活動

  • 触媒学会 ファインケミカルズ合成触媒研究会 世話人代表(H28.3~)
  • SPring-8 利用推進協議会研究開発委員会 SPring-8グリーンサステイナブルケミストリー研究会 主査(H29.4~)


趣味・特技など: ソフトテニス、その他スポーツ観戦全般。

部屋番号: C-435

電話番号: 06-6850-6263

E-mail: mizugaki @ cheng.es.osaka-u.ac.jp

学生へのメッセージ 

 なんでも興味をもってやってみましょう。
 
 現在、私が研究している触媒化学の分野は、応用範囲が広く発展性の高い分野で研究の基礎となる学問も多岐にわたります。狭く深く追求することはもちろん ですが、周辺領域を広く理解することもますます必要になってきました。科学の進歩は日々、止まることを知りません。その流れに遅れることなく、自ら最先端 分野を切り拓くには、知識はもちろんのこと、継続してする体力と気力も必要です。幸いなことに基礎工学部や化学工学という分野は、幅広い研究対象が共存す るおもしろい学部、学科です。学部生の間に色々と見て回って興味の対象を探し、かつ継続する気力、体力も是非養って自分を磨いてください。