大阪大学基礎工学部化学工学科同窓会四国支部発足のいきさつ

                    第9期卒業 芋川 敏明

 

たまたま2007430日の阪大基礎工化学工学科の同窓会に久しぶりに出席して旧交を暖める機会があったのですが、その時に金田先生(今は阪大の名誉教授になられた)より、真剣な口ぶりで以下のように諭されました。

「これからは君たちがこの同窓会を育てていかなければならない。君たちの責任は重大である。」と。

 その時はあまり深く考えておらず戸惑った感じでしたが、何はともあれ、後輩で知っていた村上正一君(12期卒業)に住友化学の愛媛工場にどれぐらい同窓生がいるか調べてもらいました。その結果、私の予想をはるかに越えて、25人?もの化工出身者がこの愛媛にいることが判明しました。

 私自身はお願いするだけでなにもしていないのですが、若い後輩達が積極的に動いてくれ、名簿の作成、懇親会の計画をみんなやっていただきました。

 20079月に第一回の懇親会が開催され、これを機会に定期的に集まろうということになりました。さらに話はどんどん広がって、第二回目はせっかくだから化学工学科の先生をお呼びしたらということになり、今回久保井先生をお招きして先生には遠路はるばる新居浜まで来ていただきました(200810月)。(お世話していただいた村上正一(12)、轡義則(15)、矢野浩二(25)、矢倉健(26) に感謝)

 この時に熱く思いを語る久保井先生から四国支部を立ち上げるべしとの要請をいただき、ついに四国支部発足ということになった次第であります(といっても四国全体というのはおこがましく、愛媛の住友化学の同窓生のみなのですが)。

 私自身はすでに住友化学から出向しており、本来ならば住友化学本体から支部長を出すべきかもしれませんが、(名簿上で)年の功では一番上ということで、とりあえず支部長ということで納まりました(選抜されたわけでもなく勝手に自分で言っているだけです)。

 先生が期待しているような活動にはならないかもしれませんが、同窓生が周りにたくさんいるということで、お互い励みになればと思い、この会を継続発展させていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

sikoku20081008